ハイドロフェーンオパール
虹色の美しい遊色を確認でき、地色が白色の
ホワイト・オパールに分類される石です。
しかし、いったん水に浸すと数分で白地が薄れて透明度が増し、
“水に溶け込んだ透明の姿に、遊色が浮かぶ” 状態となります。
普通のオパールは水を吸い込むということはありません。
ハイドロフェーン・オパールのみが
水に浸すと数分で全体の透明度が増し、
ホワイト・オパールがウォーター・オパールに変化します。
(画像5枚目が水に浸した状態です)
水の中から引き上げて自然乾燥の状態でおくと、
時間は少し掛かりますが元の状態に戻ります。
汗や塩素の含まれた水道水で濡れたままにしておくと、
石の色合いが変化する可能性があるので
汗をかいた時は 精製水ですすいでいただくと美しさが保たれます。
デリケートなコレクターストーンですので
一般的にジュエリーとなるのは珍しいですが、
水分を含んだ憂いを帯びた光がなんともいえず素敵で、、
中世ヨーロッパ風のボリューム感のある
一粒ペンダントトップに仕上げてみました。
•k18(刻印あり)
ペンダントトップ(バチカン含む)
15mm×8mm
•オパール (ハイドロフェーン)
10mm×7mm
産出/ エチオピア ウィロ