ゴブラン風の織り模様が印象的なパイルジャカード織りの生地で、斜め掛けショルダーにもなる巾着バッグを作りました。
※受注製作となっており、ただ今、制作に6週間ほどお時間を頂戴しております。
コンパクトだけどお出かけに必要な最低限の荷物+αのモノがちゃんと入って、巾着として持つだけでなく斜め掛けや肩掛けができる。
そんな、見た目と機能性を両立させました。大きな荷物がある時や、小さなお子さんと一緒のお出かけも、斜め掛けにすれば両手があくので便利です。
サイズ 約タテ210×ヨコ220×マチ120mm
重量 約205g
素材 パイルジャカード織り(組成はリネン、ポリエステルなど)、コットン(裏地)、レーヨンコード、牛革、真鍮金具
持ち手長さ ショルダー時 約125cm、手持ち時 約60cm
見た目はコンパクトながら、スマートフォン、ハンカチやティッシュ、長財布、メイクポーチ、文庫本、350mLくらいまでのペットボトルなどが入る収納力を確保。中身がごちゃごちゃになりにくいよう、携帯電話や鍵などが収納できる内ポケットを1つ付けました。
持ち手はタッセルの反対側を長く伸ばせば斜めがけのショルダーバッグ、タッセルのない左右を引っ張ると手提げにピッタリの長さに変化。
開閉はマグネットホックです。
底とタッセルは、ホワイトワックス加工が施されたベージュブラウンの牛革を使用。使い込むとだんだんとワックスがとれて濃いお色に変化していきます。その過程も、お楽しみいただければ幸いです。
表地は淡いグレーのリネン地に、パイル織りの白の花柄。裏地はベージュグレーのリネン生地を合わせました。モノトーンのホワイトカラーは、全体で見るとシルバーっぽくも見えて、どこかシックで大人っぽい印象。冬の白は、おしゃれを格段にアップしてくれる魔法のアイテムです♪
〜〜産地の生地 金華山(きんかさん)について〜〜
和歌山県は高野山のふもとにある高野口は、パイル織りの世界的な産地として知られています。
そのパイル織りの中でも、複雑な模様を表現する『パイルジャカード織り(和名を地柄金華山)』は、パイル織りの最高峰と言われ、国会議事堂の椅子や応接セットとして使われていたり、トラックの内装としても人気です。
モコモコと立体的な柄と独特の色合わせ。実物を見ると、思わず「かわいい!」と声に出してしまう生地なのです。